車のエンジンオイルの交換を走行距離だけで判断している人が多いと思います。
何故か?
エンジンは、気密性の高い装置ですので内部が汚れることがないと思ってしまいます。距離を走らないということはエンジンも回転させないのだから汚れるわけがない!
しかし、実際は・・・
エンジンオイルを変えた時から劣化は始まっています。
劣化の原因は?
・走行によりエンジン内部が熱を持ちエンジンオイルの温度も上がるため劣化する。
・たまにしか走行しない事や短距離の走行が多いためエンジンオイルがエンジン内部で循環をしないまま長期間時間がたっている。その為同じオイル面が空気に接する時間が長くなるため劣化しエンジン内面にスラッジと呼ばれる沈殿物が溜まってしまいます。
距離を走っていないとエンジンオイルを交換することがもったいなく思うかもしれませんが、逆にエンジンの性能を劣化させたりエンジン自体にトラブルを引き起こすきっかけになります。