冬の時期、車のスタッドレスタイヤさえ履いていれば安心と思っている方が見えます。
ラジアルタイヤと比べるとスタッドレスタイヤの消耗はわかりにくいです。車のタイヤは基本的に溝の深さで消耗度合を測ります。もちろん、スタッドレスタイヤも同じなのですが、スタッドレスタイヤのチェックポイントはもう一点あります。
それは、タイヤを何年使ったかということです。
スタッドレスタイヤは溝の深さとともにゴムの弾力がポイントになります。保管状況にもよりますが、一般的には3シーズン過ぎるとゴムが固くなり弾力性がなくなるため交換する必要が出てきます。
そこまで考えると、実際、年に2日か3日くらいしか積雪しない地域の場合、積雪地域に行く用事がなければスタッドレスタイヤを持つかどうかを検討する必要があるのではないでしょうか?
ポイントとしては、
・スタッドレスタイヤの値段とタイヤホイールの値段
・ホイールを付けたまま保管できる場所があるかどうか
・適切な保管をするかどうか(空気を適度に抜いておくことが必要です)
・積雪した際の交通手段が交通機関やタクシー等で対応可能かどうか
・冬のシーズンに積雪地域に行くかどうか(里帰りやウィンタースポーツをする時に必要かどうか)
・過去3年間でスタッドレスタイヤを必要とした日数
みんながスタッドレスタイヤを使っているからとか念の為と思ってスタッドレスタイヤを使うのであれば、廃タイヤが増えるという環境面から考えてもMOTTAINAIですね。